集団自殺につきすすむ新興宗教を描いています。
本作はモキュメンタリー手法で撮影されています。
モデルとなったのは1978年にジョーンズタウンで発生した新興宗教による集団自殺で、細かい設定こそ違うものの、事件の経緯は概ねなぞっています。
主人公は小規模なニュース会社の記者です。
友人の妹が新興宗教にはまって「エデン教区」という理想郷で生活を始めています。
友人は妹を取り戻すため、主人公たちは取材のため、エデン教区に入ります。
そこでは一見すると理想的な、平和な日々がありました。携帯もインターネットもありません。住民たちは協力して、農作業をして生活していますが、その一方で武器を持った兵士もいます。
教祖へのインタビューも実施されますが、それは信者たちの前で、しかも質問にはまともな回答をせず、独特の雰囲気のなかで聞きたいことを聞けずに終わります。
夜になって、聾唖の少女がドアを叩きます。
主人公たちが少女を追いかけていくと、そこには脱出希望の住民たちが集まっていました。
そこで初めて、エデン教区の異常な状態が明らかになります。
翌日になり、教祖は「外からきたひと」によって平和は破られた。みんなで自殺するしかないと宣言し、薬物による集団自殺を決行します。
主人公たちは辛うじて生き延びて、「エデン教区」を後にします。
モキュメンタリー手法はリアル感こそありますが、弱点として手振れが酷いというのがあります。
主人公たちが走る回るシーンでは、画面酔いしてしまいました。
本作は全米1館のみの限定公開だっため、興行収入は1万ドルにも達しません。
ただ全体的な雰囲気がジョーンズタウンに似せており、興味深く見ることができました。
集団自殺を告げる教祖に、辛うじて反論する若者がいます。その若者は自殺が嫌だったに違いありませんが、周りに勧められ、説得され、いやいやながら薬物を口にするシーンは胸が痛みます。
脚本も限られた予算の中で、よく考えられていると思います。
入口で緊迫感のあるシーンがあり、途中で平和なシーンとなり、それからラストに向けて緊迫度を増していく。
冒頭の緊迫感のあるシーンが活きていることが分かります。
ジョーンズタウンによる集団自殺事件に興味のあるひとのために!
2025年12月07日
2025年12月04日
【映画】ソプラノズ / ニューアークに舞い降りたマフィアたち
テレビドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』の前日譚だそうです。
![ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち [レンタル落ち] ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち [レンタル落ち]](https://m.media-amazon.com/images/I/41t7pbXh4CL._SL160_.jpg)
主人公はディッキー叔父さんです。
舞台は1960年代のニューアークで、マフィアの息子であるディッキーは父を殺し、新妻を奪って愛人にします。
そしてしれっと、マフィアのボスに収まります。
そんなディッキーを、トニー・ソプラノは尊敬しています。
で、いろいろあって、黒人ともめて、最期は仲の悪い親戚に雇われた殺し屋に殺害されます。
堅気として生きようとしたトニーは、マフィアになることを誓います。
という感じの映画です。
トッテントマトの支持率は71%と高いのですが、自分的にはうーん、という感じです。
トニーはマフィアのボスになる資質があるという設定ですが、具体的なエピソードとしてはアイスクリーム販売車を奪って子供たちにアイスを配ったり、学校のテストの解答を盗んだりと、どうもピンときません。
そうした中で、大学の先生から「知能テストや性格テストは優秀です」、ディッキーの部下から「トニーには才能がある」とのセリフで説明しようとしても、やはり、ここは具体的かつ説得力のあるエピソードで表現するところではないなかと。
ディッキーが盲人たちの少年野球チームの監督をするシーンが挟まれていますが、これも効果としてはいまひとつのような気がします。
全体的に浮いているというか、監督はかなりのハードワークなので、このシーンの違和感が半端ないといいますか。しかも1回だけだし。
たまに刑務所にいって、叔父のサリーと話します。ただ、なぜサリーがこれほどまにディッキーに影響力があるのかちょっと謎です。
まあ、テレビドラマの前日譚なので、ドラマを知っていることが前提なのかもしれません。
製作費50百万ドルで、興行収入13百万ドルの失敗作となってしまいました。
淡々としたマフィア映画をみたいひとのために!
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ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち [レンタル落ち]
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 2021/12/22
- メディア: DVD
主人公はディッキー叔父さんです。
舞台は1960年代のニューアークで、マフィアの息子であるディッキーは父を殺し、新妻を奪って愛人にします。
そしてしれっと、マフィアのボスに収まります。
そんなディッキーを、トニー・ソプラノは尊敬しています。
で、いろいろあって、黒人ともめて、最期は仲の悪い親戚に雇われた殺し屋に殺害されます。
堅気として生きようとしたトニーは、マフィアになることを誓います。
という感じの映画です。
トッテントマトの支持率は71%と高いのですが、自分的にはうーん、という感じです。
トニーはマフィアのボスになる資質があるという設定ですが、具体的なエピソードとしてはアイスクリーム販売車を奪って子供たちにアイスを配ったり、学校のテストの解答を盗んだりと、どうもピンときません。
そうした中で、大学の先生から「知能テストや性格テストは優秀です」、ディッキーの部下から「トニーには才能がある」とのセリフで説明しようとしても、やはり、ここは具体的かつ説得力のあるエピソードで表現するところではないなかと。
ディッキーが盲人たちの少年野球チームの監督をするシーンが挟まれていますが、これも効果としてはいまひとつのような気がします。
全体的に浮いているというか、監督はかなりのハードワークなので、このシーンの違和感が半端ないといいますか。しかも1回だけだし。
たまに刑務所にいって、叔父のサリーと話します。ただ、なぜサリーがこれほどまにディッキーに影響力があるのかちょっと謎です。
まあ、テレビドラマの前日譚なので、ドラマを知っていることが前提なのかもしれません。
製作費50百万ドルで、興行収入13百万ドルの失敗作となってしまいました。
淡々としたマフィア映画をみたいひとのために!
2025年12月02日
【映画】ザリガニの鳴くところ
沼地にひとりで住む少女に殺人容疑がかけられる自然豊かなミステリです。
![ザリガニの鳴くところ ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray] ザリガニの鳴くところ ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/512tB8VpdzL._SL160_.jpg)
映画はリアルと回想が交互に訪れます。
主人公は沼地に住む少女です。
家族は父親のDVにより次々と家出をして、最後は父親も蒸発し、幼い少女だけが残されます。
主人公は沼地の貝を採取し、近所の雑貨店に売ることでなんとか生計をたてます。
貧しい主人公は町の人々から蔑まれており、味方は雑貨店の夫婦だけです。
年頃になった主人公に恋人ができますが、恋人は大学に通うために離れます。
心の空白を埋めてくれたのが、被害者である名門の青年です。
青年は沼地の少女とは遊びで付き合っており、このことがバレるとDVをする最低の男です。
その青年が矢倉から墜落死した姿で発見されたのが、映画の冒頭になります。
弁護士との会話や裁判を少し挟みながら、主人公の回想シーンにより事件までのゆきさつが明らかになっていきます。
という感じの映画ですが、沼地の自然が豊かで、とてもよい映画だと思います。
どうしようもない悲劇の少女時代から、恋人との出会いで回復し、その恋人に裏切られることで余計に酷いドン底に陥る。
主役の熱演もあり、とてもよく描けていると思います。
この人間劇をメインにしつつ、冒頭のミステリ要素、裁判シーンが平坦になりがちな映画にスパイスを与えています。
ミッドポイントは、主人公が名門青年に強引に行為を迫られ、殴り返すところです。いままでひたすら逃げて、隠れるだけだった主人公が、突発的とはいえ初めて自分の意思で解決を図ろうとします。
それから、本当の恋人に背中を押されて出版社に出向くのですが、これはその前の殴り返すシーンがあるからこそ、振り返ると主人公の行動性に一貫性を保てる仕組みになっていることに気がつきます。
なるほど、なるほど。
無罪となった主人公は、本当の恋人と末永く暮らします。
しかし、彼女の死後に、実は犯人が彼女だったという意外性もあります。
このラストを見ると、途中のカマキリの話などが、伏線になっているのが分かります。
主人公は沼地の生物を描いた本を出版しますが、メーリアンがモデルなのかなと思いました。
自分はよい映画だと思ったのですが、評論家の評価はいまいちで、ロッテントマトの支持率はわずか34%です。
文化の違いですかね。
製作費24百万ドルで興行収入98百万ドルの成功作です。
美しい自然とともにミステリ要素を楽しむ映画を見たいひとのために!
![ザリガニの鳴くところ ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray] ザリガニの鳴くところ ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/512tB8VpdzL._SL160_.jpg)
ザリガニの鳴くところ ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2023/06/07
- メディア: Blu-ray
映画はリアルと回想が交互に訪れます。
主人公は沼地に住む少女です。
家族は父親のDVにより次々と家出をして、最後は父親も蒸発し、幼い少女だけが残されます。
主人公は沼地の貝を採取し、近所の雑貨店に売ることでなんとか生計をたてます。
貧しい主人公は町の人々から蔑まれており、味方は雑貨店の夫婦だけです。
年頃になった主人公に恋人ができますが、恋人は大学に通うために離れます。
心の空白を埋めてくれたのが、被害者である名門の青年です。
青年は沼地の少女とは遊びで付き合っており、このことがバレるとDVをする最低の男です。
その青年が矢倉から墜落死した姿で発見されたのが、映画の冒頭になります。
弁護士との会話や裁判を少し挟みながら、主人公の回想シーンにより事件までのゆきさつが明らかになっていきます。
という感じの映画ですが、沼地の自然が豊かで、とてもよい映画だと思います。
どうしようもない悲劇の少女時代から、恋人との出会いで回復し、その恋人に裏切られることで余計に酷いドン底に陥る。
主役の熱演もあり、とてもよく描けていると思います。
この人間劇をメインにしつつ、冒頭のミステリ要素、裁判シーンが平坦になりがちな映画にスパイスを与えています。
ミッドポイントは、主人公が名門青年に強引に行為を迫られ、殴り返すところです。いままでひたすら逃げて、隠れるだけだった主人公が、突発的とはいえ初めて自分の意思で解決を図ろうとします。
それから、本当の恋人に背中を押されて出版社に出向くのですが、これはその前の殴り返すシーンがあるからこそ、振り返ると主人公の行動性に一貫性を保てる仕組みになっていることに気がつきます。
なるほど、なるほど。
無罪となった主人公は、本当の恋人と末永く暮らします。
しかし、彼女の死後に、実は犯人が彼女だったという意外性もあります。
このラストを見ると、途中のカマキリの話などが、伏線になっているのが分かります。
主人公は沼地の生物を描いた本を出版しますが、メーリアンがモデルなのかなと思いました。
自分はよい映画だと思ったのですが、評論家の評価はいまいちで、ロッテントマトの支持率はわずか34%です。
文化の違いですかね。
製作費24百万ドルで興行収入98百万ドルの成功作です。
美しい自然とともにミステリ要素を楽しむ映画を見たいひとのために!
2025年11月30日
【映画】タイム・チェイサー
シックスセンスの天才子役ハーレイ・ジョエル・オスメントの10年ぶり復帰作です。
オスメント君も24歳となり、顔は童顔のまま体は大人になりました。
さて映画ですが、父が謎の失踪を遂げます。
父の失踪の原因は、タイムマシンではないのか。
成長した主人公は、大学教授である祖父と一緒にワームホールの研究に没頭します。
恋人は反対します。歴史が改変されたら、私たちはどうなるのかと。
精神を病んだ母親は自殺し、恋人が流産すると、主人公は突如としてワームホールの研究を再開して、タイムトラベルに成功します。
目的があるとすぐの帰還を渋る父に、主人公は安全装置として自らの頭を撃ち抜きます。
という映画です。
90分ほどの映画ですが、最初の60分はひたすら家族の話で冗長です。テンポの悪さが目立ちます。
恋人が流産したとたんに、いきなり輝く未来を取り戻すために過去に旅立つのは突飛な感じがしますし、父の目的である「アインシュタインに会う」というのもよく分からない。
ラストの安全装置としての自殺もよく分かりませんが、どうも「家族を失った悲しみ」を実感させるためらしい。
とはいえ、いきなり登場した大人になった息子が自殺するのを見て、そうした気持ちになるのかという素直な疑問も。ちょっと違うような。
音楽はとても良いのですが、全体的な微妙な映画だと思います。
大人になったオスメント君を見たいひとのために!
オスメント君も24歳となり、顔は童顔のまま体は大人になりました。
さて映画ですが、父が謎の失踪を遂げます。
父の失踪の原因は、タイムマシンではないのか。
成長した主人公は、大学教授である祖父と一緒にワームホールの研究に没頭します。
恋人は反対します。歴史が改変されたら、私たちはどうなるのかと。
精神を病んだ母親は自殺し、恋人が流産すると、主人公は突如としてワームホールの研究を再開して、タイムトラベルに成功します。
目的があるとすぐの帰還を渋る父に、主人公は安全装置として自らの頭を撃ち抜きます。
という映画です。
90分ほどの映画ですが、最初の60分はひたすら家族の話で冗長です。テンポの悪さが目立ちます。
恋人が流産したとたんに、いきなり輝く未来を取り戻すために過去に旅立つのは突飛な感じがしますし、父の目的である「アインシュタインに会う」というのもよく分からない。
ラストの安全装置としての自殺もよく分かりませんが、どうも「家族を失った悲しみ」を実感させるためらしい。
とはいえ、いきなり登場した大人になった息子が自殺するのを見て、そうした気持ちになるのかという素直な疑問も。ちょっと違うような。
音楽はとても良いのですが、全体的な微妙な映画だと思います。
大人になったオスメント君を見たいひとのために!
2025年11月29日
【映画】ラスト・アクション・ヒーロー
アーノルド・シュワルツネッガー主演で、映画の中に入ったり出たりするストーリーです。

ラスト・アクション・ヒーロー - ジョン・マクティアナン, ジョン・マクティアナン, アーノルド・シュワルツェネッガー, F・マーリー・エイブラハム, アート・カーニー, チャールズ・ダンス, フランク・マクレー, トム・ヌーナン, ロバート・プロスキー, アンソニー・クイン, マーセデス・ルール, オースティン・オブライエン
主人公は映画好きの少年です。
この少年が、老人の映写技師から魔法のチケットをもらい、このチケットを使って映画の世界に入ります。
入った映画は、少年が好きな『ジャック・スレイター』シリーズの4。
主人公は映画を何度も見ているので、あらすじも全部知っています。
という感じのコメディ・アクションです。
様々な映画のオマージュシーンがでてきます。氷の微笑(シャロンストーン出演)、ターミネーター2(主役がシルベスター・スタローンになっているのは笑った)、さらにハンフリー・ボガート、アニメの猫刑事ウィスカーズも登場です。
また映画あるあるのお約束を露骨に出していて、こうしたなんともいえないコメディ調で進みます。
大きな構成としては、行って帰ってくる話で、その旅で少年が成長するのが作法なのですが、少年の成長という意味ではいまひとつです。
評論家の評価としてはいまひとつのようで、うーん、そうですねえ、脚本がいまひとつかもしれません。
ユーモアの方向性がちょっと違うといいますか。
製作費85百万ドルで興行収入1億37百万ドルなので、これは赤字でしょうね。
シュワルツネッガー主演のアクションコメディを楽しみたいひとのために!

ラスト・アクション・ヒーロー - ジョン・マクティアナン, ジョン・マクティアナン, アーノルド・シュワルツェネッガー, F・マーリー・エイブラハム, アート・カーニー, チャールズ・ダンス, フランク・マクレー, トム・ヌーナン, ロバート・プロスキー, アンソニー・クイン, マーセデス・ルール, オースティン・オブライエン
主人公は映画好きの少年です。
この少年が、老人の映写技師から魔法のチケットをもらい、このチケットを使って映画の世界に入ります。
入った映画は、少年が好きな『ジャック・スレイター』シリーズの4。
主人公は映画を何度も見ているので、あらすじも全部知っています。
という感じのコメディ・アクションです。
様々な映画のオマージュシーンがでてきます。氷の微笑(シャロンストーン出演)、ターミネーター2(主役がシルベスター・スタローンになっているのは笑った)、さらにハンフリー・ボガート、アニメの猫刑事ウィスカーズも登場です。
また映画あるあるのお約束を露骨に出していて、こうしたなんともいえないコメディ調で進みます。
大きな構成としては、行って帰ってくる話で、その旅で少年が成長するのが作法なのですが、少年の成長という意味ではいまひとつです。
評論家の評価としてはいまひとつのようで、うーん、そうですねえ、脚本がいまひとつかもしれません。
ユーモアの方向性がちょっと違うといいますか。
製作費85百万ドルで興行収入1億37百万ドルなので、これは赤字でしょうね。
シュワルツネッガー主演のアクションコメディを楽しみたいひとのために!
2025年11月27日
【映画】マンディブル / 2人の男と巨大なハエ
ひょんなことから巨大なハエを手にいれた2人の奮闘を描くコメディです。
主人公は宿無しの男です。
彼がひょんなことから巨大なハエを手に入れ、それをダメダメな親友と一緒に調教してひともうけを企むという話です。
このハエが妙に人懐っこくてかわいい。
まあ、二人はいろいろとダメダメなのですが、途中で人違いからリッチな娘の家に同居することになり、そこでもひと騒動。
何度もハエがバレそうになりながらも、とっさのウソでなんとか乗り切ります。
変なウソを信じてしまうリッチな娘もなんともかんとも。
このあたりがコメディタッチですね。
ラストは「友情が大事」といういい話系統で終わるのかと思いきや、飛び立ったハエが指示通りにバナナを持って戻ってくるという意外なラストシーン。
さて調教されたハエの行く末がちょっと気になってしまったり。
奇妙な作品を楽しみたいひとのために!
主人公は宿無しの男です。
彼がひょんなことから巨大なハエを手に入れ、それをダメダメな親友と一緒に調教してひともうけを企むという話です。
このハエが妙に人懐っこくてかわいい。
まあ、二人はいろいろとダメダメなのですが、途中で人違いからリッチな娘の家に同居することになり、そこでもひと騒動。
何度もハエがバレそうになりながらも、とっさのウソでなんとか乗り切ります。
変なウソを信じてしまうリッチな娘もなんともかんとも。
このあたりがコメディタッチですね。
ラストは「友情が大事」といういい話系統で終わるのかと思いきや、飛び立ったハエが指示通りにバナナを持って戻ってくるという意外なラストシーン。
さて調教されたハエの行く末がちょっと気になってしまったり。
奇妙な作品を楽しみたいひとのために!
2025年11月25日
【映画】ゲットバック
2012年公開のニコラス・ケイジ主演のクライムサスペンスです。
主人公は凄腕の銀行強盗。
仲間とダイヤモンド取引所に侵入したと思わせて銀行強盗を働き1000万ドルを奪います。
しかし逃走中に仲たがいして、主人公だけFBIに捕まります。
1000万ドルは捕まる直前に焼却処理しました。
その後釈放された主人公は、元仲間から燃やした1000万ドルの分け前を要求され、娘を誘拐されます。
娘を助けるために、主人公は再び銀行強盗を行います。
という感じのストーリーです。
基本的にはテンプレ的な映画です。
冒頭に主人公の腕前を見せて、それで仲たがいの原因が正当な理由(人殺しをしない)であることを示して、観客の共感を呼びます。
その後は社会復帰しますが、娘とは疎遠となります。誘拐事件をきっかけとして、父娘の絆を取り戻します。
アイデアが光るのは、金塊を盗むシーンでしょうか。
金塊そのものではなく、金庫に小さな穴をあけて、金を溶かして吸い取るという発想は面白いです。
また主人公が警察に追われつつ元仲間を追うという設定も、この手の映画にはお約束とはいえ、二重の追跡が楽しめます。
GPS装置を逆用しての追跡劇は、現代的でよいです。
犯人の一方的要求とはいえタイムリミットの設定もされ、失敗・失敗・成功の3の法則もきっちり盛り込まれています。
誘拐された女性も助かろうと自力で行動するのも、現在の流行ですね。
FBIの刑事が妙に主人公に肩入れするところは気になりましたが、楽しんで見るぶんにはいいのかなと。
ラストも予想通りと、あまりにパターン化しすぎているためか、ロッテントマトの支持率は20%と非常に低いです。
興行的にも、製作費35百万ドルで興行収入2百万ドルの大爆死映画となってしまいました。残念。
ニコラス・ケイジの映画を楽しみたいひとのために!
主人公は凄腕の銀行強盗。
仲間とダイヤモンド取引所に侵入したと思わせて銀行強盗を働き1000万ドルを奪います。
しかし逃走中に仲たがいして、主人公だけFBIに捕まります。
1000万ドルは捕まる直前に焼却処理しました。
その後釈放された主人公は、元仲間から燃やした1000万ドルの分け前を要求され、娘を誘拐されます。
娘を助けるために、主人公は再び銀行強盗を行います。
という感じのストーリーです。
基本的にはテンプレ的な映画です。
冒頭に主人公の腕前を見せて、それで仲たがいの原因が正当な理由(人殺しをしない)であることを示して、観客の共感を呼びます。
その後は社会復帰しますが、娘とは疎遠となります。誘拐事件をきっかけとして、父娘の絆を取り戻します。
アイデアが光るのは、金塊を盗むシーンでしょうか。
金塊そのものではなく、金庫に小さな穴をあけて、金を溶かして吸い取るという発想は面白いです。
また主人公が警察に追われつつ元仲間を追うという設定も、この手の映画にはお約束とはいえ、二重の追跡が楽しめます。
GPS装置を逆用しての追跡劇は、現代的でよいです。
犯人の一方的要求とはいえタイムリミットの設定もされ、失敗・失敗・成功の3の法則もきっちり盛り込まれています。
誘拐された女性も助かろうと自力で行動するのも、現在の流行ですね。
FBIの刑事が妙に主人公に肩入れするところは気になりましたが、楽しんで見るぶんにはいいのかなと。
ラストも予想通りと、あまりにパターン化しすぎているためか、ロッテントマトの支持率は20%と非常に低いです。
興行的にも、製作費35百万ドルで興行収入2百万ドルの大爆死映画となってしまいました。残念。
ニコラス・ケイジの映画を楽しみたいひとのために!
2025年11月23日
【映画】荒野のストレンジャー
クリント・イーストウッドの監督2作目となる西部劇です。
原題は「High Plains Drifter」です。
日本語タイトルのストレンジャーは「奇妙な人」ではなく「見知らぬ人」といった意味合いですが、原題にもないストレンジャーがどこから湧いてきたのか謎です。
日本だとストレンジャーは「奇妙なひと」という印象が強いので、ちょと日本語タイトルのセンスがいただけません。
さて映画ですが、コテコテの西部劇です。
主人公がある町に流れ着きます。
その町は過去に無法者を刑務所に送りこんだことがあり、その復讐におびえていました。
そこで凄腕の主人公に協力を依頼します。
この村人たちですが、無垢な存在ではありません。
この村は鉱山経営によってなりたっていますが、実はその鉱山が国有地にあり、そのことを告発しようとした保安官を殺害した経緯があります。
そんな感じの映画です。
主人公は村の要請をいいことに、かなりムチャクチャをします。
ただ酒を飲み、店の商品を勝手に渡し、人妻を手籠めにし、納屋を破壊してパーティーの用意をさせ、町中を赤いペンキで塗るように指示します。村人を訓練しますが、これが、何の役にも立ちません。
怒った一部の村人が主人公に襲い掛かりますが、反撃してサクッと殺してしまいます。宿にしていたホテルも爆破してしまいます。
説得という行為を一ミリも考えないのが、西部劇なんですかね。
パーティーの用意やペンキ塗りなど何かの作戦かと思いきや、何の関係もありません。
個人的にはこの展開はどうなのとか思いますが、最後は主人公がバシバシ悪者を倒し、村人に殺害された保安官も名誉を回復するので、これで良いのでしょう。
西部劇はあまり見ないのでよく分かりませんが、これが作法なのかもしれません。
この映画の評価は高く、ロッテントマトでは93%の高支持率です。
製作費550万ドルで興行収入1,570万ドルなので成功作です。
クリント・イーストウッド監督作品を見たい人のために!
原題は「High Plains Drifter」です。
日本語タイトルのストレンジャーは「奇妙な人」ではなく「見知らぬ人」といった意味合いですが、原題にもないストレンジャーがどこから湧いてきたのか謎です。
日本だとストレンジャーは「奇妙なひと」という印象が強いので、ちょと日本語タイトルのセンスがいただけません。
さて映画ですが、コテコテの西部劇です。
主人公がある町に流れ着きます。
その町は過去に無法者を刑務所に送りこんだことがあり、その復讐におびえていました。
そこで凄腕の主人公に協力を依頼します。
この村人たちですが、無垢な存在ではありません。
この村は鉱山経営によってなりたっていますが、実はその鉱山が国有地にあり、そのことを告発しようとした保安官を殺害した経緯があります。
そんな感じの映画です。
主人公は村の要請をいいことに、かなりムチャクチャをします。
ただ酒を飲み、店の商品を勝手に渡し、人妻を手籠めにし、納屋を破壊してパーティーの用意をさせ、町中を赤いペンキで塗るように指示します。村人を訓練しますが、これが、何の役にも立ちません。
怒った一部の村人が主人公に襲い掛かりますが、反撃してサクッと殺してしまいます。宿にしていたホテルも爆破してしまいます。
説得という行為を一ミリも考えないのが、西部劇なんですかね。
パーティーの用意やペンキ塗りなど何かの作戦かと思いきや、何の関係もありません。
個人的にはこの展開はどうなのとか思いますが、最後は主人公がバシバシ悪者を倒し、村人に殺害された保安官も名誉を回復するので、これで良いのでしょう。
西部劇はあまり見ないのでよく分かりませんが、これが作法なのかもしれません。
この映画の評価は高く、ロッテントマトでは93%の高支持率です。
製作費550万ドルで興行収入1,570万ドルなので成功作です。
クリント・イーストウッド監督作品を見たい人のために!
2025年11月22日
【映画】アクト・オブ・バイオレンス
限定+OVAで公開されたブルース・ウィルス出演のバイオレンスアクションです。
![アクト・オブ・バイオレンス ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray] アクト・オブ・バイオレンス ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/61e2+lfcydL._SL160_.jpg)
公開は2018年です。
ブルース・ウィルスは2010年代中盤からセリフを覚えられなくなり、本作でも短時間の出演です(その後、失語症を発症と発表)。
ストーリーですが、結婚を間近に控えた恋人が人さらい組織に襲われ、誘拐されます。
警察は司法取引の結果、黒幕に手出しができません。
そのため、恋人の家族たちが立ち上がり、人さらい組織に立ち向かう、という感じです。
細かいディティールは思いっきり省略されています。
僅かな訓練で無敵状態の兵士ができあがるところや、敵の居場所がすぐに見つかるところとか、「明日になるとベガスに移動する」という情報だけで敵の場所が分かるとこや、ラストはブルース演じる刑事が黒幕を撃ち殺するのですがなぜか居場所が分かったりとか、まあ、そんな感じの映画です。
終盤で敵が家族に襲い掛かるのですが、撃ってくれといわんばかりに、笑ってしまうほど棒立ちです。
最近の流行か、女性も自らの力のみで脱出するなど、ガールズパワーも強調です。
こんな感じの作品ですが、ゲーム的な感覚で軽く視聴する分には、まったくストレスなく見ることができるので、よいかもしれません。
OVAはよく発売されますが、どのくらいの利益が上がるのかいまいちわかりません。
盛んに作られているところをみると、それなりに利益が上がる仕組みになっているんでしょうね。
時間つぶし的な感覚でバイオレンスアクションを楽しみたいひとのために!
![アクト・オブ・バイオレンス ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray] アクト・オブ・バイオレンス ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/61e2+lfcydL._SL160_.jpg)
アクト・オブ・バイオレンス ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2018/08/03
- メディア: Blu-ray
公開は2018年です。
ブルース・ウィルスは2010年代中盤からセリフを覚えられなくなり、本作でも短時間の出演です(その後、失語症を発症と発表)。
ストーリーですが、結婚を間近に控えた恋人が人さらい組織に襲われ、誘拐されます。
警察は司法取引の結果、黒幕に手出しができません。
そのため、恋人の家族たちが立ち上がり、人さらい組織に立ち向かう、という感じです。
細かいディティールは思いっきり省略されています。
僅かな訓練で無敵状態の兵士ができあがるところや、敵の居場所がすぐに見つかるところとか、「明日になるとベガスに移動する」という情報だけで敵の場所が分かるとこや、ラストはブルース演じる刑事が黒幕を撃ち殺するのですがなぜか居場所が分かったりとか、まあ、そんな感じの映画です。
終盤で敵が家族に襲い掛かるのですが、撃ってくれといわんばかりに、笑ってしまうほど棒立ちです。
最近の流行か、女性も自らの力のみで脱出するなど、ガールズパワーも強調です。
こんな感じの作品ですが、ゲーム的な感覚で軽く視聴する分には、まったくストレスなく見ることができるので、よいかもしれません。
OVAはよく発売されますが、どのくらいの利益が上がるのかいまいちわかりません。
盛んに作られているところをみると、それなりに利益が上がる仕組みになっているんでしょうね。
時間つぶし的な感覚でバイオレンスアクションを楽しみたいひとのために!
2025年11月20日
【映画】イントゥ・ザ・ミッション
秘密結社に支配された近未来を描くSF映画です。
本作はかなりレビュー評価が低いです。
そういう意味で興味を引いてしまいました。
冒頭にイルミナティなどの秘密結社が世界を制覇したことが語られます。
そして、主人公が秘密の任務に派遣されます。
放射能で汚染された地区に下りて、放射能汚染から身を守る薬を飲みながら、潜入します。
そこで主人公は政府が無差別殺人をしている証拠を見つけます。
主人公を妨害するために、大佐とか少佐とかロボとかでてきますが、それに薬の影響で見る幻覚やらがでて、いろいろあります。
放射能に負けない赤くボディペインティングをした少女もいます。
大佐が薬を独り占めするためか、相棒のロボを殺します。
ですが、ロボは生きていて、少女も殺されますが、生きていて、もう何が現実で幻覚なのかよくわかりません。
最後は主人公は生きのびで、主人公が得た証拠で連合政府は崩壊……って、急だなあ。
そんな感じの映画です。
なんというか、普通のB級映画で、あまりに普通すぎて、これといった感想がありません。
B級映画はB級映画の楽しみがあるのですが、それがない映画といったらいいでしょうか。
ラスト近くで主人公が大佐に銃を向けるのですが、トリガーに指をかけないのは、うーんといったところ。
あまりに普通過ぎる低評価映画を楽しみたいひとのために!
本作はかなりレビュー評価が低いです。
そういう意味で興味を引いてしまいました。
冒頭にイルミナティなどの秘密結社が世界を制覇したことが語られます。
そして、主人公が秘密の任務に派遣されます。
放射能で汚染された地区に下りて、放射能汚染から身を守る薬を飲みながら、潜入します。
そこで主人公は政府が無差別殺人をしている証拠を見つけます。
主人公を妨害するために、大佐とか少佐とかロボとかでてきますが、それに薬の影響で見る幻覚やらがでて、いろいろあります。
放射能に負けない赤くボディペインティングをした少女もいます。
大佐が薬を独り占めするためか、相棒のロボを殺します。
ですが、ロボは生きていて、少女も殺されますが、生きていて、もう何が現実で幻覚なのかよくわかりません。
最後は主人公は生きのびで、主人公が得た証拠で連合政府は崩壊……って、急だなあ。
そんな感じの映画です。
なんというか、普通のB級映画で、あまりに普通すぎて、これといった感想がありません。
B級映画はB級映画の楽しみがあるのですが、それがない映画といったらいいでしょうか。
ラスト近くで主人公が大佐に銃を向けるのですが、トリガーに指をかけないのは、うーんといったところ。
あまりに普通過ぎる低評価映画を楽しみたいひとのために!
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