2026年02月18日

【将棋】第72期ALSOK王将戦第4局(藤井聡太王将VS永瀬拓矢九段)

藤井王将の1勝2敗で迎えた第4局です。

〔主催者中継サイト〕
https://www.alsok.co.jp/info/alsokhai-oushousen/

囲碁の世界ですが、日本棋院の経営危機がたびたび話題になっています。
あと4年ほどで債務超過、
10月28日、最終報告を公表しましたが、2029年度には債務超過になる恐れがあるようです。
しかもここ30年も赤字基調で、総収入も総支出も減少傾向。その原因として棋士の増加と棋士支払い割合の増加が上げらています。
しかし、グラフを素直に読めば棋士支払額も減少傾向にあり、その一方で棋士人数は増えているということは、ひとりあたりの獲得賞金が減少していることが容易に推察されます。
基本的には収益力の向上、特に棋戦の魅力を高めて「見る囲碁ファン」を増やすことが大事なのかなと思います。
エンタメとして成立しれば、あとは営業努力で新規スポンサーを獲得できると思うので。

〔棋譜〕
https://mainichi.jp/oshosen2026/260217.html

ということで、将棋です。
先手藤井王将で、角換わりとなります。永瀬九段は後手番でも角換わりを避けません。それだけ研究を深め、自信があるのだと思います。
後手の永瀬九段が軽くちょっかいをかけたあと、藤井王将は4六の好点に角を据えます。
対する永瀬九段は8四に角を打ちますが、結果だけみると、永瀬九段の角の方が威力が強かったようです。
藤井王将は先手なのに受ける展開となり、飛車を斬らざるを得ないようは苦しいです。
その後の形勢は、まるで永瀬九段による藤井曲線です。
焦らず騒がず、ゆっくりと、局面の良さを優勢に結びつけます。
藤井王将相手にこの将棋ができるのは、永瀬九段ぐらいかと思います。
132手まで永瀬九段が藤井王将を破り、これで3勝1敗と王将奪取まであと1勝と迫りました。
先手番の藤井角換わりを撃破したのは大きいです。

王将戦第5局は、3月8日(日)、9日(月)に栃木県大田原市「ホテル花月」で開催されます!
posted by 齊藤 想 at 20:11| Comment(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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