2026年01月12日

【将棋】第72期ALSOK王将戦第1局(藤井聡太王将VS永瀬拓矢九段)

永瀬九段が2年連続の挑戦となりました。

〔主催者中継サイト〕
https://www.alsok.co.jp/info/alsokhai-oushousen/

永瀬九段は藤井王将につぐ2番手の地位を確立していると思います。
次々とタイトルの挑戦者として名乗りを上げ、王将戦リーグでは6戦全勝と最終局を待たずに挑戦決定。A級順位戦でもトップをひた走ります。
しかしタイトル戦になると藤井王将に負け続けています。
伊藤匠二冠が藤井王将からタイトルを2つ奪っているのに対して、相性の問題なのか、藤井戦に対する分の悪さが目立ちます。
しかし最近の対局ではかなり肉薄するシーンも目立ちます。
前期王将戦では、開幕3連敗を喫し、第4局でひとつ星を返したものの第5局で敗れて1-4で挑戦をはねのけられました。
さあ永瀬九段は、藤井王将相手に番勝負初勝利を目指して、幸先の良い白星を挙げることはできたでしょうか!

〔棋譜〕
https://mainichi.jp/oshosen2026/260111.html

ということで、将棋です。
振りごまの結果、先手は永瀬九段となります。
2人の間ではまさに通い慣れた道とでも言える角換わりとなりました。
最近の藤井王将は、後手番角換わりには右玉を採用することが多いです。しかし本局は待機戦術を取りますが、2二玉と入城するのが少し珍しいです。
先手は銀矢倉に移行するのがよくある展開ですが、永瀬九段は4五桂と跳ねて決戦を挑みます。
永瀬九段は継ぎ歩攻めをしますが、2五歩、2六歩が珍しいです。金を攻めに使う構想です。
もちろん藤井王将もすかさず反撃しながら3二玉とよろけて局面を複雑化します。
全体的に永瀬九段優勢で進んでいた将棋ですが、終盤に一瞬だけ藤井王将にチャンスが訪れます。
永瀬九段の95手目の7五銀が、玉を広げながら飛車あたりにする一石二鳥に見えて悪手でした。
評価値が急激に変化して後手優勢になりますが、が藤井王将の98手目でまた再逆転。
時間切迫と、局面の複雑化を優先した結果かなと想像します。
137手まで永瀬九段が勝利し、これで藤井王将相手に嬉しい先勝となりました。

王将戦第2局は、1月24(土)、25日(日)に京都市伏見区「伏見稲荷大社」で行われます!
posted by 齊藤 想 at 21:15| Comment(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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