2025年11月15日

第33期倉敷藤花戦第2局(福間香奈倉敷藤花VS伊藤沙恵女流四段)

福間倉敷藤花の先勝で迎えた第2局です。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/kurashikitouka/

伊藤女流四段というと力戦形で、どちらかというと受け棋風のイメージがありました。
挑戦者決定戦ではライバルである加藤桃子女流四段との対戦になったのですが、先手番ということもあったかもしれませんが、序盤から隙ありと見れば積極的に動き、そのまま圧勝したのには驚きました。
持ち時間2時間の将棋で、しかも挑戦者決定戦という大勝負で、伊藤女流四段は持ち時間を29分も残しての快勝です。
加藤女流四段も早い段階で収拾がつかなくなったためか、59分も残しています。
異例の早い終局となりました。
倉敷藤花戦第2局は公開対局ですが、大勢の観客の前で、伊藤女流四段は切れ味鋭い将棋を見せることはできたでしょうか!

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/kurashikitouka/kifu/33/kurashikitouka202511150101.html

ということで、将棋です。
先手は伊藤女流四段。福間倉敷藤花の中飛車に対し、伊藤女流四段が右玉含みで指したことから力戦形になります。
福間倉敷藤花は金を前面に押し出して抑え込むのような態勢ですが、やや中途半端な位置のように見えます。
勝負所は終盤です。
95手目に伊藤女流四段が香車を成りこむと、後手玉は左右挟撃形で狭い範囲に押し込まれてしまいます。
歩と桂以外の駒があれば詰みますが、先手の持ち駒は歩しかありません。
後手は先手の持ち駒を増やすことなく、先手玉を寄せられるかどうかです。
評価値は後手勝勢ですが、これはかなり細い正解手を見つけられたときのみ。秒読みが始まっており、実戦的には先手が勝ちやすい局面だったと思います。
伊藤女流四段が後手の突撃を見事に交わしきり、これで1勝1敗。
タイトルの行方は最終局に持ち越されました。

倉敷藤花第3局は、翌日に第2局と同じく倉敷芸文館で行われます!
posted by 齊藤 想 at 18:36| Comment(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください