2025年06月30日

【将棋】ヒューリック杯第96期棋聖戦第3局(藤井聡太棋聖VS杉本和陽六段)

藤井棋聖の2連勝で迎えた第3局です。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/kisei/

棋聖戦は1962年創設ですが、すでに96期とタイトル戦の中で一番の回数を重ねています。
これは1962年から1994年まで年2期行われていたからであり、とにかくせわしなかった印象があります。
予選の方式もかなり変遷があり、概ね現在の形式になったのは第81期から。第92期にシード条件が変更となり、そこからは変更ありません。
これだけ形式が変わった棋戦はなかなか珍しいと思います。
いまは春の短時間タイトル戦として定着していますが、また大きな変更があるかもしれません。
さあ春の陣を制するのは、どちらの棋士になるでしょうか!

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/kisei/kifu/96/kisei202506300101.html

ということで、将棋です。
先手杉本六段の作戦は先手ゴキ中飛車でした。そこから4八金、3九銀、2八玉という囲いが独特で、これが用意の作戦かもしれません。
利点はぱっと見には分かりません。
先手は5筋の歩を切ってから、手損を承知で木村美濃に組み替えます。
杉本六段は、中央で戦いが起こった瞬間に、技をかけに行きます。
しかし駒損の攻めであり、紙一重で藤井棋聖に交わされてしまいます。
ここはおとなしく5七歩とじっと支えておいて、先手有望だったようです。
攻めのターンに入ってからは、藤井棋聖は一気でした。
少し早いかなという気もしますが、杉本六段は17分間考慮して、1分将棋になった段階で投了しました。
84手まで藤井棋聖の勝利で、これで3連勝。
棋聖戦防衛を決めるのと同時に、通算タイトル数を30期に乗せました。

藤井棋聖おめでとうございます!
posted by 齊藤 想 at 21:52| Comment(0) | 将棋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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