福間女流王位の2勝1敗で迎えた第4局です。
〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/joryu-oui/
第4局の舞台は、徳島県板野郡松茂町にある「樫野倶楽部」です。
結婚式場ですが、旧樫野家住宅は国の有形文化財に登録され、旧大磯家住宅も敷地に内にある歴史的建造物になります。
この樫野家住宅ですが、徳島県出身の実業家、樫野恒太郎の邸宅になります。生まれは元治元年、昭和23年に亡くなりました。享年83歳です。
主な事業は父が起こした石灰製造所で、現在の国会議事堂にも徳島県の石材が使われています。
さらに徳島銀行の前身となる富岡無尽合資会社の設立にあたり無限責任社員の一人になるなど、徳島県における功績は多大なものがありました。
樫野恒太郎の父が設立した石灰製造所は、現在も株式会社樫野として引き継がれ、四国だけでなく大阪、京都、東京にも支店を持つ大きな会社に成長しています。
さあ歴史的建造物で行われる対局は、どのような結果になったでしょうか!
〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/joryu-oui/kifu/36/joryu-oui202506120101.html
ということで、将棋です。
先手は福間女流王位。
最近採用している飛車先交換を許す中飛車を採用します。
後手伊藤女流四段が棒銀で攻めてくるところを、福間女流王位は中央から攻めたて、攻める場所の違いを主張します。
ただ先手が攻めあぐね、69手目に7八飛車と主戦場からの転換を余儀なくされると変調です。
福間女流王位は実戦的に後手玉に嫌味をつけていきますが、攻め駒不足で攻めが切れ気味になります。
最後は伊藤女流四段が福間女流王位を即詰みに打ち取り、これで2勝2敗のタイとなりました。
伊藤女流四段の粘り強い受けが光った将棋だと思います。
女流王位戦最終局は、6月25日(水)に東京・将棋会館で行われます!
2025年06月12日
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

