2026年02月17日

【映画】ハッピー・デス・デイ

低予算ながら大ヒットしたタイムループ映画です。

ハッピー・デス・デイ [Blu-ray]

ハッピー・デス・デイ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2020/06/24
  • メディア: Blu-ray


主人公は性格の悪い女子大生。
飲みすぎて男子学生にお持ち帰りされて、男の部屋で目覚めます。
悪態をつきながら部屋を出て、同居人からもらった誕生日のカップケーキを捨てて、父親からの電話を無視して、教授と不倫をして、パーティーは後でいくと言い捨てて……と、とにかく自分勝手です。
ですが、パーティー会場にいく途中でお面を被った人物に殺されます。
というところで、また誕生日に目覚めます。
死ぬとタイムループして、再び誕生日が始まります。
主人公は恐怖で発狂しそうになりながらも、なんとか誕生日を乗り越えようとしますが、何度も死んでしまいます。
繰り返しているうちに、男子学生は主人公に手をだしていないこと、とてもいいひとであることを知ります。
これは何かの報いだと考え、主人公はいいひとになろうとします。笑顔を振りまき、頑張ります。
ですが、結局は殺されてしまいます。
ニュースを見て、犯人は脱走した凶悪犯だと気が付きます。一度は脱出に成功しそうになりますが、男子学生が主人公を助けるために死んでしまったので、今日を繰り返すためにまた死にます。
主人公は逃げるのではなく戦うことを決意します。
ここで前半の伏線、タイムループを表現するための停電を活かして凶悪犯を倒します。
これで誕生日を越えられた、と思ったらまた戻っています。
主人公は発狂しそうになりますが、ふと、真実に気が付きます。
今日が繰り返されたということは、夜中に死んだことになる。死んだ理由は食べたカップケーキに毒が入っていたから。
つまり、カップケーキをプレゼントしてくれた同居人が真の犯人だった。
最後は女性2人の格闘になりますが、主人公が同居人を突き落とし、ハッピーエンドを迎えると思いきや……ハッピーエンドで終わります。
これ、脚本がとてもいいです。
くり返しながら少しづつ主人公の行動が変わっていきます。
最初は逃げていましたが、行動を改め、最期は戦うことを決意します。タイムループのために使用していた表現を、伏線として再利用しています。
どんでん返しも決まっていますし、そのための微妙な違和感(凶悪犯が脱走できる状態になっている)を配置しています。
主人公の成長を2段階で描く(性格悪し → 性格良し → 逃げるな戦え!)のも良いですし、成長した主人公が幸せをつかむラストも良いですね。
音楽以外は素晴らしい映画だと思います。
製作費480万ドルで興行収入1億ドルの大ヒットとなりました。

ホラーともユーモアともいえない傑作タイムループ映画を楽しみたいひとのために!
posted by 齊藤 想 at 21:00| Comment(0) | 映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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