2026年01月13日

【映画】砂上の法廷

キアヌ・リーブス主演の法廷サスペンスです。

砂上の法廷 [Blu-ray]

砂上の法廷 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • 発売日: 2017/07/04
  • メディア: Blu-ray


映画は法廷シーンで始まります。
裁かれるのは弁護士である父親を殺害した容疑で逮捕された息子です。
主役はキアヌ演じる顧問弁護士です。
息子は弁護士との会話を拒否し、沈黙を続けます。
作戦を立てられないまま裁判は進んでいきます。
息子は裁判に興味がないのか、ずっと絵を描き続けています。
裁判も終盤になり、息子が急に証言台に立ちます。
その内容は、父親からレイプされていたという衝撃的なものでした。
裁判の様子は一転し、陪審員の評決の結果、無罪になります。
無罪となった息子は、主人公に詰め寄ります。
「お前が殺したんだろ」
息子が書いていたのは、主人公の時計でした。その時計が現場にあったのを、息子は見ていました。
母親は主人公と不倫をしており、それがバレて、邪魔になった父親を殺したのです。
虐待された上に殺害というシナリオを描いていたのを悟った息子は、母親を救うために、自分が殺したと証言したのだった。

という感じの映画です。
このラストに向かって、細かい伏線が貼られているところがよいです。
母親が虐待されている証拠を弁護側が持っていること。さらりと現場近くに顧問弁護士がいたこと。息子が虐待されたという証拠は一切ないこと。
様々な伏線が、ラストを聞いて、納得という感じです。
途中で女性若手弁護士が加わります。彼女の特技はウソを見抜くことで、その特技が活かしきれていない部分はありますが、何が本当で何がウソかわからなくなる終盤はサスペンスの醍醐味を楽しむことことができました。
裁判と再現フィルムの往復というスタンスは法廷劇お約束ですが、このスタイルは見やすくてとてもよいです。
ただ評論家の評価は低く、wikiでは「同作が提示する要素の全てにおいて、それらをより見事に表現した作品が存在するのである」とあります。
法廷劇を見慣れているファンにはそうなのかもしれませんが、たまに見る程度なでとても面白いです。
90分程度という時間も良いですが、興行収入は2百万ドルに留まってしまいました。残念。

法廷劇のサスペンスを楽しみたいひとのために!
posted by 齊藤 想 at 21:00| Comment(0) | 映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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