ハンニバル・レクターシリーズの第2弾です。
時系列的には、『羊たちの沈黙』の前日譚になります。
著名な犯罪心理学者として知られていたレクター博士が、FBIのグレアム刑事に正体を見破られ、逮捕されるシーンから始まります。
今回の主敵は歯形を残す奇妙な一家連続殺人犯です。
綿密な下調べをして、家族を殺してひと部屋に集め、妻を凌辱して殺害します。
その凄惨な手口に、犯人の特長を知るため、グレアム刑事がレクター博士を訪れる、というストーリーです。
前作はクラリスの個人情報と引き換えに犯人の情報を提供するという変態行為を見せましたが、本作では美食を楽しんだりと、ささやかな喜びです。
レクターは前作と同じように、分かる人、見える人だけが見るヒントを出して、主人公を困惑させます。
タイトルの『レッドドラゴン』は画家ウィリアム・ブレイクの代表作『巨大な赤い龍と太陽を着た女』から取られています。
犯人は変身願望を持つ変態で、女性に強いコンプレックスを持ちます。
盲目の女性と恋仲になりますが、自分を変貌しきることができず、結果として悲劇的な結末が待っています。
鮮やかさや、犯人の人物像とか比較すると、前作より劣ります。
ですが、前作があまりに名作であったため、致し方ないのかなと。
けど、わずかなヒントから犯人像をあぶりだしていく姿は、ミステリタッチで面白かったです。
前作の大ヒットで製作費が78百万ドルまでアップしますが、興行収入はややダウンの2億09百万ドルに留まりました。
レクター博士の前日譚を観たいひとのために!
2025年07月05日
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