
プレミアムプライス版 レッド・スコルピオン blu-ray《数量限定版》
- 出版社/メーカー: 映像文化社
- 発売日: 2016/08/27
- メディア: Blu-ray
ドルフ・ランググレンが演じるのは、ソ連軍特殊部隊スぺツナズの隊員です。
舞台はアフリカでソ連とキューバの架空の傀儡国家です。
そこで反政府運動が盛んになり、主人公は反政府運動の指導者を暗殺するために送り込まれます。
前半は特殊作戦が描かれます。
軍内部で暴力事件を起こすことで、米国人ジャーナリストと反政府運動の幹部と同じ牢に放り込まれます。
そこからみんなで脱出し、反政府運動の指導者に近づく。
この脱出シーンはアクション満載で、サービス精神旺盛の映画です。
こうして主人公は順調に反政府運動の指導者に近づきますが、その途中でソ連軍の虐殺行為を目撃して心が揺らぎます。
結局、暗殺は失敗し、彼は見せしめとしてソ連軍・キューバ軍に戻されます。
主人公はキューバ軍から拷問を受けるのですが、それがなかなかの描写で、長い針をじわじわ刺していくのです。
みているだけで痛いです。
なんだかんだと脱出して、それからブッシュマンと合流し、そこでハンターの資格を得ます。
このあたりに唐突感がありますが、ここがミッドポイントです。
主人公がいないない間に反政府組織はソ連軍に毒薬攻撃を受けて、反政府指導者も死を目前にします。
そうしたときに主人公が戻ってきて、指導者は主人公の胸に刻まれたハンターの資格を見て友としてうけいれて、息を引き取ります。
で、ここからがさらに唐突なのです、手痛いダメージを受けたばかりの反政府運動が、突如として主人公とともにソ連軍の基地に攻め込みます。
そこでみんなでガンガンに戦い、ソ連軍を壊滅させて映画は終わります。
当然ながら評論家の評価は低いですが、ランボーのノリでけっこう楽しめました。
ときおりやりすぎ感もありますが、ランボーだと思えば……いや、ランボーより極端かも。
ラングレンのアクションもたどたどしいです。
けど、この勧善懲悪のストレートさと、冒頭から結末が分かるこの単純さが、ぼくの中では愛すべき映画となっています。
主人公たちと行動をともにするアメリカ人ジャーリストが、コメディ担当でもあり、ことあるこごに主人公につっかかることで、主人公の立場を明確にする役割を担っています。
最近はこうした立場のキャラが少ない気がするので、映画を分かりやすくするいい工夫だと自分は思います。
製作費はそれなりにかかっていると思われますが、興行収入は4百万ドルとと爆死です。
残念。
ドルフ・ラングレン主演の単純明快アクション映画を楽しみたいひとのために!

