2025年03月11日

【映画】ハリーポッターとアズカバンの囚人

ハリーポッター第3作目になります。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 [Blu-ray]

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2014/07/16
  • メディア: Blu-ray


第1作の公開が2001年11月、第3作が2004年5月です。
この時期の子供の成長は早いので、2年半でもぐっと大人に近づいています。
さて映画ですが、前作のように新しい先生、ルーピンが登場です。
彼は前作のようなギャグ担当ではなく、がっちりストーリーに絡んできます。
さて映画ですが、殺人犯ルシウスブラックが脱獄したニュースが飛び交います。
彼は実はハリーの名付け親(ゴッドファーザー)で、両親の親友。彼が両親を裏切り、殺害しています。
彼はヴォルデモート卿の復活にハリーが邪魔だと考えており、ハリーの命を狙っています。
魔法学校は生徒を守るため、魂を吸う死神、ディメンターを徘徊させます。
ということで、いろいろあって、実はシリウスブラックとルーピンが親友で、両親を裏切ったのはロンのペット(が変身する前の姿)ということが判明します。
途中でスネイプ先生が乱入したりして、このあたり、正邪が激しく入れ替わります。
さすがに展開が急すぎて、一瞬混乱してしまいました。
ネズミが両親をどう裏切ったのかは描写されていませんが、話のテンポと時間の関係でかなり割愛したようです。
設定が複雑な原作では、あるあるですね。どう削るのかが、監督としての腕の見せ所です。
本作はラストでタイムリープが導入され、SF要素も入っています。
ただこのあたりのシーン、最初から計算されて、冒頭から様々な伏線が入れられています。
ルーピン先生の正体についても、うまく伏線が張られています。
このあたりの技術は、さすがは世界的ベストセラーという感じです。
製作費1億30百万ドルに対して興行収入は前作よりやや下がって7億98百万ドルです。
ですが、批評家の評価は前作より高いです。
アカデミー賞2部門ノミネートを始めとして、様々な映画賞にノミネート+受賞をしています。

映画史に名を残すシリーズ第3作を楽しみたいひとのために!
posted by 齊藤 想 at 21:00| Comment(0) | 映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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