若き日のマーロン・ブランドがとにかくイケメンです。
原作はシェイクスピア『ジュリアス・シーザー』です。
主人公はシーザーではなく、ブルータスです。ちなみにマーロン・ブランドが演じたのはアントニウスです。
映画はジュリアスシーザーが凱旋したところから始まります。
共和制支持のブルータスたちは、共和制が崩壊してシーザーによる帝政が始まると恐れ、自由のためにシーザーを暗殺します。
ブルータスは民衆に自らの指示を訴えますが、そのあとで演説したアントニウスにより、民衆の支持はアントニウスに集まります。
ブルータスは追い込まれ、戦場でも敗れて、最後は自殺します。
第26回アカデミー賞で1部門受賞するなど、評論家の評価は高いです。
とにかくセリフが長くてカッコイイのですが、このあたりは舞台が原作ということもあるのかもしれません。
さすがはシェイクスピアでしょうか。
ブルータスを憂国の志士として扱っていますが、ただ実態はシーザーの方が何倍も格上で、ブルータスはシーザーに助けてもらった過去があるのに裏切ったりするなど、人間的にどうかと思う部分があります。なので、どうも感情移入がしづらいと言いますか。
ローマ史を知らなければ、気にならないのかもしれませんが。
製作費2百万ドルで、興行収入39百万ドルと20倍も稼ぎました。
シェイクスピア原作の映画を楽しみたいひとのために!
2025年01月18日
この記事へのコメント
nice!
Posted by ふるたによしひさ at 2025年01月19日 13:09
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