2025年01月16日

【映画】アルマゲドン

エアロスミスのテーマソングが大ヒットした映画です。


アルマゲドン [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2020/12/02
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地球に隕石が迫っているところから映画は始まります。
残された時間はわずか18日。
地球を救う唯一の作戦は、隕石に240mの穴を掘り、地中深くで核爆発を起こすことです。
これにより隕石を割り、軌道を変えることができる。
そのために集められたのは、ブルースが演じるハリー率いる掘削のプロ集団です。
即席の訓練をほどこされた掘削軍団は宇宙に向かいますが、次から次へと困難が襲い掛かります。
苦難を乗り越えて穴を掘ることに成功しますが、こんどは起爆装置が故障して、手動しか残されていません。
ハリーは隕石に残る決断をして、自分の命と引き換えに地球を救います。
監督はマイケル・ベイですが、全編に渡ってマイケル・ベイ節が炸裂です。
とにかく爆発や派手な演出が大好きな監督ですが、地球上に少隕石が降るシーンでもどんどん爆発させますし、宇宙船も隕石とぶつかって爆発します。
空気のない宇宙空間で、宇宙船がメラメラと燃えるのかという疑問もありますが、そういう細かいところを気にしてはいけません。
主人公たちを襲う困難さも矢継ぎ早です。
宇宙船に降りかかる隕石、着陸地点をミスって掘削困難な場所にきてしまう、歯が折れる、変速機がやられる、地球からは掘削を諦めて遠隔操作で核爆発されそうになる、突如としてガスが噴出して吹きとばされる、核爆弾の遠隔装置が壊れる、脱出するスペースシャトルのエンジンが故障する、ガスで主人公が吹きとばされて起爆装置から離れてしまう……よくぞ、ここまで盛り込んだという感じです。
この手の作品は、サービス精神満点であるがゆえに評価が分かれがちです。
実際にアカデミー賞とゴールデンラズベリー賞の両方にノミネートされています。
ですが、製作費1億40百万ドルに対して興行収入5億54百万ドルと観客からは十分に支持されています。
これがこの映画の評価なのかなと。
テーマとしては主人公であるハリーの成長が少しあります。ハリーは王様みたいな存在で、周囲を引っ張るだけのリーダーシップがありますが、その反面意見を聞かない部分があります。
そのため、大事な娘を奪い、自立しつつあったAJと対立します。
しかし、最期の大事な場面でAJに任せることで、任務の成功に繋がります。これでAJと真の和解となりますが、ただしAJの行動は何度も失敗していることを懲りずに繰り返しているだけなので、ちょっと微妙かも。
あと冒頭で松田聖子がちょっとだけ出ます。トンデモナイ大根っぷりで、笑ってしまいました。

有名SF映画を楽しみたいひとのために!
posted by 齊藤 想 at 21:00| Comment(0) | 映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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