2025年01月11日

【映画】インディペンデンス・デイ/リサージェンス

大ヒット映画インディペンデンス・デイ20年ぶりの続編です。


インデペンデンス・デイ:リサージェンス [Blu-ray]

インデペンデンス・デイ:リサージェンス [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2017/07/05
  • メディア: Blu-ray



舞台は前作から20年後の地球ですが、前作の戦いの後で宇宙人の技術を取り入れた架空世界を描きます。
人類は月にも基地を作り、宇宙時代へと前進しています。
そうした中で、前作で捕まった宇宙人たちが仲間たちに助けを呼び、その声に呼応して女王たちが地球に襲い掛かります。
人類は新しいテクノロジーで対抗しますが、まったく歯が立ちません。
女王たちは巨大宇宙船を地球に張り付かせ、掘削を始めます。
ボーリングがコアに達すると、地球から磁場が失われ、地球は滅亡します。
その前に、人類たちが力を合わせて、宇宙人に立ち向かう。
というのがざっくりストーリーです。
素直な感想ですが、ちょっと微妙かも。
インデペンデンス・デイの良いところは、圧倒的なテクノロジーを持つエイリアンに対して、地球上にある武器・技術という制約下で対抗するのがミソなのであって、別世界の話だと最終的にはなんでもありになってしまうので。
これに親子の愛や、戦闘機乗り同士の恋や、ライバル関係や、恋人たちが相手を思う心情や、全人類が心を合わせる大切さなど、様々なテーマや人間ドラマを入れていますが、それぞれが綺麗につながっていないというか、拡散してしまっている気がします。
盛り込みすぎといいますか。
あと設定についてですが、高い技術を持っているエイリアンなのに、女王陛下が武器を持って無双するのはかなり奇怪です。
普通、武器というのは同種を一撃で仕留められるように設計されているはずですが、エイリアンの武器、しかも戦闘機でバカバカ打っても女王陛下がなかなか死なないというのは武器としては欠陥品です。
高いテクノロジーを持っているはずなのに……と突っ込みたくなりますが、ここはゲームでいうところのラスボス感を出すためにやむを得ない演出でしょうか。
やりすぎ感がありますが。
評論家の評価は低いですが、製作費1億65百万ドルをかけて、興行収入3億90百万ドルなので黒字だと思います。

大ヒットSFの続編を楽しみたいひとのために!
posted by 齊藤 想 at 21:00| Comment(0) | 映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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