2024年12月03日

【映画】デイ・アフター・トゥモロー2020

2004年の映画とはまったく無関係なのでご注意を


デイ・アフター・トゥモロー2020 [DVD]

デイ・アフター・トゥモロー2020 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アルバトロス
  • 発売日: 2020/02/05
  • メディア: DVD



原題は『Arctic Apocalypse』なので、デイ・アフター・トゥモローとは何の関係もありません。
こうした紛らわしい日本語タイトルには困ったものです。
映画の舞台は近未来の世界です。
北半球を襲った未曽有の気候変動により、世界中でブリザードが発生し、極寒の地域が広がります。
主人公夫婦は地球を救うために気象データを集めていましたが、娘と彼氏が雪で大学に閉じ込められてしまいます。
主人公夫婦は娘と彼氏を助けますが、気象データを集めているうちに悪人と遭遇し、彼氏は殺されます。
それでも脱出に成功し、気象データを空軍基地に送信することに成功します。
仕事を成し遂げた家族の前には、晴天が広がりつつあった。
という感じでしょうか。
かなりの低予算SF映画のようで、とにかくCGの質がイマイチです。というか、笑ってしまうほど低クオリティです。
途中でタイヤがパンクして交換しますが、取り外したタイヤにホイールがないのも笑えるポイントです。
骨折した学生に取りつける添え木もテキトウだし、とにかくすべてが雑です。
入口をふさぐ雪を取り除くためにプロパンガスで爆発させる……って、おいおい、位置口が雪でふさがれているなら爆風はすべて内側にいきますよ。
というか、屋上でのろしを上げられるぐらいなら、屋上から脱出すればいいだけだし。
ちなみに大学は雪崩で埋まる設定ですが、映像はなぜか南極の棚氷(とかしか思えない映像が挟まれる)がぶつかっています。
もう、なにがなんだか。
まあ、B級SFらしくでいいんじゃないでしょうか。
つっこみながら見る映画です。

B級SF映画ファンのために!
posted by 齊藤 想 at 21:00| Comment(0) | 映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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