引退する麻薬王と脅迫する探偵との話をコミカルに描きます。
映画は探偵が麻薬王の右腕の家に侵入するところから始まります。
探偵は麻薬王が破滅する情報を2000万ポンドで購入するよう要求します。
もちろん右腕は拒否しますが、探偵は得た情報というものを、映画脚本という形式で語り続けます。
という感じの映画です。
基本的には麻薬王の話です。
年齢から引退を考え、ユダヤ系実業家に売却を持ち掛けます。
しかし、秘密麻薬工場が謎の集団に襲われて大きな損失をこうむります。
それを原因として、ユダヤ人実業家は麻薬王の事業を安く買いたたこうとします。さらに登場する中国系のマフィアも興味を示してきます。
実は……というほどでもありませんが、すべてはユダヤ人実業家が仕組んだ罠でした。
麻薬王と右腕は、ユダヤ人実業家より、探偵より、上を行っており、あらゆることを理解した上で探偵を罠にはめ、ユダヤ人実業家を追い詰め、そして麻薬事業を守り抜きます。
若者がアクション連発の映画もいいですが、大人の迫力というか、そういうのを前面に出した映画もいいものです。
エンタメとして、面白く見ることができました。
製作費22百万ドルで興行収入1億12百万ドルの成功作品です。
軽快なケイパー映画を楽しみたいひとのために!
2024年10月05日
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