2024年09月28日

【映画】イコライザー

普通のおっさんが凄腕の元工作員だったというアクション映画です。


イコライザー [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2015/12/25
  • メディア: Blu-ray



主演はデンゼルワシントン。
主人公はホームセンター勤務の普通のオジサンで、25分ぐらいまでは職場内の友人関係や、馴染みの軽食屋で知り合った売春をしている少女との交流で進みます。
しかし、少女が嫌な客から殴られ、殴り返したことで組織から制裁を受けます。
主人公は自らの科した掟を破り、組織の元を訪れ、金銭で解決できないと悟ると組織を壊滅させます。
これを機に、身近な様々なトラブルについて、次々とその力で解決していきます。
組織を潰されたロシアのボスが、米国に殺し屋を派遣します。
その殺し屋との対決が、クライマックスになります。
この映画は、アメリカのテレビドラマの映画版です。
『S.W.A.T』『マイアミ・バイス』と同じ流れです。
普通のオジサンが、実は凄腕という設定は中二心をくすぐります。
変身願望を叶えるという意味で、ウルトラマンや仮面ライダーを同じ構造です。
前半で、警備員を目指す太めの同僚のトレーニングに付き合うシーンがあります。これがラストに向けての伏線になっていますが、まあ、おまけです。
最大の見せ場は殺し屋との対決です。ホームセンター店員という設定を活かして、ホームセンターにあるものと知恵で次々と敵を倒していきます。
この辺りは、製作陣のアイデアの見せ場です。
殺し屋を殺害したあとのシーンは、やりすぎ感がありますが、こうでもしないと物語がしまりませんからね。
アクション映画として、とてもよい出来だと思います。冒頭25分がたるいですが、残りの1時間40分はグイグイ引き込まれました。
製作費55百万ドルで興行収入1億92百万ドルの成功作品です。

ディンゼルワシントンのアクションを楽しみたいひとのために!
posted by 齊藤 想 at 21:00| Comment(0) | 映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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