ある意味、伝説となりうるアーノルド・シュワルツネッガーのデビュー作です。
シュワルツネッガーが演じるのはヘラクレスです。
父であるゼウスに反抗し、地上に落とされます。
ゼウスがたどり着いたのはニューヨーク。そこで様々なドタバタが発生するというコメディです。
いやあ、とにかく酷い。
B級以下のC級です。
そこがまた、マニア心をくすぐります。
まず、シュワルツネッガーの演技がとにかくひどい。アクションもアクションの体をなしていないし、セリフも棒読みです。
1970年公開で当時22~23歳。現役ボディビルダーだった時代ですが、それでもひどい。
また脇役もひどい。
途中で大学のスポーツ部に殴り込みをかけるのですが、このスポーツ部の動きがあまりにへっぽこです。とても最優秀選手たちにはみえません。走り幅跳びは小学生レベルです。しかも場所はただの広場です。
せめて、踏み切り板と砂場があるとことで飛んで欲しいものです。
途中でヒグマと戦うのですが、このヒグマもひどい。なんかデパートのイベントででてくるレベルの代物です。
音楽もお金がなかったためか、どんなシーンも同じ音楽ですし、おまけに字幕にも脱字があります。
(「レッドはを折られた」※骨が抜けている。とか、冥界の界が抜けていたり)
このあまりの酷さに笑ってしまいました。
たまにはこんな映画もいいものです。
伝説のデビュー作で笑いたいひとのために!
2024年08月25日
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