今回は麻薬組織の大物との対決です。
シリーズ16作目で、ジェームスボンドを演じるのは前作に続いてティモシー・ダルトンです。
映画は主敵となる麻薬王の捕り物から始まります。
激闘の末に逮捕するのですが、護送中に脱出。
ジェームスの友人が重傷を負い、友人の婚約者が殺されます。
Мは「米国の仕事」として公的にはボンドを引き上げさせようとしますが、ボンドは拒否して、独断専行で麻薬王を追います。
というのがざっくりストーリーです。
アクションは前作より派手です。
麻薬王は船や石油に溶かし込んで麻薬取引を行っているのですが、海中での戦いもあれば(モサモサしていますが)、タンクローリーの奪い合いもあります。
007シリーズではチョクチョク使われるカジノシーンもあり、もちろん敵に捕まるシーンもあります。
Qの新兵器を活用するシーンもあります。
最後の決め手が前半で登場した小道具というのが憎い展開です。
主敵の麻薬王はいつも冷静で、冷酷で、いかにも悪役といった感じでいい雰囲気です。
人相・性格ともにこれぞ、ザ・悪役という感じで、エンタメ映画として楽しめました。
いつものシリーズと比べると、下ネタトークや、女性陣とのイチャイチャシーンは少な目です。
製作費は前作を少し上回る42百万ドルですが、興行成績は大きく落として1億56百万ドルと苦戦です。
007シリーズのファンのために!
2024年07月11日
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