2024年06月15日

【映画】ワイルドカード

リメイク映画ですが、主題がいまひとつピンときません。


ワイルドカード ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2015/05/20
  • メディア: Blu-ray



映画界では過去の名作がリメイクされることは多々あります。
『カジノロワイヤル』『ジーサンズ』など、いろいろとあります。
本作の主演はジェイソンステインサム。役柄となる主人公は崩れた用心棒です。喧嘩にわざと負けるといったどうしようもない仕事にまで手をだしています。
そんななか、元恋人がマフィアにかどわかさたとの連絡が入ります。
すぐに相手を突き留め、マフィアたちをボコボコにして、ボスから受け取った?5万ドルを山分けにします。
なぜか若実業家に付き添いとして雇われ、主人公はカジノにいって大勝ちしますが、最期の勝負に負けて一文無し。
で、ボコボコにしたマフィアから仲間を殺した容疑をかけられ、さらなる大ボスから呼び出しをうけます。
釈明に成功しますが、逆恨みされたマフィアに襲われますが、反撃し、全滅させたところで映画は終わります。
うーん。
アクション映画でもなんでも、「ここを観客に見てほしい」という主張点がどこかにあるはずです。
ですが、正直、本作にはどこがメインなのかわからないまま、ハードボイルド的な香りを漂わせただけで90分が終わるといった感じです。
見せ場としてはラストのアクションだと思いますが、いかんぜん、敵は負け犬の逆恨みに過ぎないので迫力がたりません。
若手実業家との関係性も中途半端で、いちおう主人公とともに行動して「勇敢な自分に生まれ変わりたい」という目的はありますが、これじゃあなあ、という感じがします。
リメイクされるからには、原作には魅力があったのだとは思いますが。
製作費30百万ドルに対して興行収入1.6百万ドルとまさに爆死です。

ジェイソンステインサムのファンのために!
posted by 齊藤 想 at 21:00| Comment(0) | 映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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