坂本龍馬を主人公にした”時代”小説です。
坂本龍馬19歳から26歳ごろまでの7年間を描きます。
有名な海援隊設立や、薩長同盟、近江屋事件は書かれていません。
構成についてですが、土佐時代に坂本龍馬と同じ道場に通ったという設定の架空人物、梅田梅太郎とその妹が糸の役割を果たします。
多少の歴史的事実を挟みながらも、基本的には坂本龍馬を中心とした時代小説で、架空の人物が引き起こす様々な事件に坂本龍馬が巻き込まれていきます。
恋愛もあり、人情物あり、といったテイストです。
坂本龍馬の人物像も、大言壮語を放つ人物とかなり単純化されており、どうかなあという気がします。
坂本龍馬については、司馬遼太郎の傑作『竜馬がゆく』があるので、どうしても見比べてしまうという部分がありますが。
『竜馬がゆく』が1966年、『坂本龍馬』が1956年と10年しか差がありませんが、この10年で歴史小説に対する認識が一気に変わったのかもしれません。
山岡荘八風の坂本龍馬を読みたいひとのために!
2025年10月09日
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