ロシアの痛快スーパーヒーロー映画です。
ストーリーはある秘密軍事計画から始まります。
人間を超人化する研究が進んでいましたが、軍の方針に逆らったため科学者は追い詰めら、自らの研究を爆破します。
そのときに偶然様々な薬品を浴びたことにより、科学者自身が超人化して、爆発的な力とともにあらゆる電子機器を自由に動かせる力を得ます。
その後潜伏を続けた科学者ですが、自らを追放した軍の恨みを晴らすため、世界中の人工衛星を乗っ取ることで世界を征服しようと計画します。
彼に対抗できるには、彼によって超人化された兵士、ガーディアンズのみ。
とまあ、こんな感じです。
集められた能力者は「超能力」、「高速」、「熊人間」、「透明人間」です。
彼らは自分たちを人間以外のものにした科学者を恨んでいたので軍に協力します。
さっそく敵基地に乗り込みますが、実はこれが軍幹部の裏切りにより仕組まれた罠で、ガーディアンズは敵につかまってしまいます。
ですが「共に世界征服しないか」と提案されて殺されません。まるでドラクエの竜王のようです。24時間の猶予を与えられますが、その間に彼らは軍にあっさりと救出されます。
このあたり、ハリウッドならいろいろ捻りそうですが、ロシアはまどろっこしいことをしません。驚くほど直球勝負です。
救出されたガーディアンズは新しい武器を支給され、それを使いこなすことで反撃します。
最後は友達パワーならぬ、全員の気力を合わせた波動拳みたいな攻撃で、敵を倒します。
ストーリーの捻りはほとんどありませんし、テーマらしいテーマもありません。
非常に単純ですが、それだけ純粋に楽しめます。「透明人間」の女性のアクションはなかなか堂に入っていて見どころ十分です。
あと主題歌が妙にかっこいいです。
製作費が530万ドルで、興行成績は470万ドルのようです。
赤字になったのは残念。
ロシア的なスーパーヒーロー映画を楽しみたいひとのために!
2023年05月21日
この記事へのコメント
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Posted by DimaZiz at 2023年05月22日 10:55
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