2025年01月09日

【書評】有馬哲夫『日本人はなぜ自虐的になったのか』

GHQによるWGIPについての本です。


日本人はなぜ自虐的になったのか:占領とWGIP (新潮新書)

日本人はなぜ自虐的になったのか:占領とWGIP (新潮新書)

  • 作者: 有馬 哲夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2020/07/17
  • メディア: 新書



WGIPとは「ウォー ギルト インフォメーション プログラム」の略です。
つまり、戦争による罪悪感を日本人に植え付けるプロパガンダです。
この手のプロパガンダは、特に頭の回路が柔らかい年少者に効きます。
一度、そのような思考回路ができてしまうと、修正するのは困難です。そのWGIPにより罪の意識を植えこませるプログラムと、その効果として現在の日本における奇妙な言論空間を論じていきます。
代表的なのは原爆投下でしょうか。
どう考えても民間人を対象とした大量虐殺であり、戦争犯罪であることは明白なのですが、なぜか日本のメディアは原爆投下を正当化する方向性……日本が悪かった論で報道します。
いわゆる慰安婦問題もそのひとつです。

戦後史を洗い流したいひとのために!
posted by 齊藤 想 at 12:00| Comment(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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