2024年12月03日

【書評】G・K・チェスタトン『ブラウン神父の童心』

短編ミステリの古典です。


ブラウン神父の童心 (創元推理文庫)

ブラウン神父の童心 (創元推理文庫)

  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2017/01/12
  • メディア: Kindle版



G・K・チェスタトンは1874年生まれなので日本だと明治7年です。
本作は彼の代表作であるブラウン神父シリーズの1作になります。
翻訳特有の読みにくさはありますが、使われているアイデア、トリックは現代でも使われ続けているものが多くあります。
「木を隠すには森の中」「ダブルミーング」「他人を操る」「双子のトリック」「意外な目的」「死体のすり替え」「隠された欠落」などなど。
古典というだけでなく、近年になって新版として出版されるだけのことはあると思います。
ミステリを勉強したいひとにうってつけだと思います。

古典短編ミステリの名作を堪能したいひとのために!
posted by 齊藤 想 at 12:00| Comment(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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