超裕福層を相手に商売をするプライベントバンンカーのノンフィクションです。
主人公は野村証券を退職し、国内銀行を経てシンガポールでプライベントバンカーになったある金融マンです。
シンガポールは裕福層を取り込む戦略を取っており、税金は安く、金融商品も自由度が高いため、世界中から裕福層が集まっています。
主人公はある銀行にヘッドハンティングされ、そこで虚々実々の金融戦争の渦中に放り込まれます。
裕福層ほど、国を移るのが容易です。永住権も簡単に取れますし、移住を支援するツールも様々です。日本の相続税には5年ルールがあるらしく、財産を海外に移し、5年間異国で過ごせば相続税の対象にはならないようです。
そうした裕福層たちの資金を、プライベートバンカーたちが奪い合います。
日本では考えられないような世界が広がっています。
裕福層を知るという意味で、とても参考になりました。
プライベートバンカーについて知りたいひとのために!
2024年10月20日
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