2024年07月21日

【書評】かんべむさし『巡回洗脳班』

かんべむさしの第2ショートショート集です。


巡回洗脳班―ザ・ショートショート (中公文庫 A 179)

巡回洗脳班―ザ・ショートショート (中公文庫 A 179)

  • 作者: かんべ むさし
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2021/09/06
  • メディア: 文庫



収録されているのは29作です。
SFテイストの作品も多いですが、やはり時代を感じるかな、というところはあります。
未来風でも小道具がずいぶんと古いシーンがあったりするといいますか。
正直な感想をかくと、ショートショートを中心に活躍している作家と比較すると、オチの洗練度や構成の作り方など、やはり一歩劣るかもです。ショートショートが流行していたときに、その流れに乗って出版されたのかな、という気がします。
ショートショートは好みが分かれるので、ひとそれぞれだとは思いますが。

懐かしい感じがするショートショートを読みたいひとのために!
posted by 齊藤 想 at 12:00| Comment(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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