水面を漂うホテイ草の根に透明な卵がたくさんついています。
昨年もうちの金魚は卵を産んだのですが、無精卵だったらしく孵化しませんでした。
ところが、今年は二匹が体を寄せ合いながら卵を産み付けていたので、有精卵である可能性が高いんじゃないかと、期待が勝手に膨らんでいきます。
さっそくネットで調べてみると、常温で5日~1週間で孵化するらしい。
親金魚は自分の卵や稚魚を食べてしまうので、卵と親は分離すべきと書いてある。なんとか孵化しても親に食べられたり、追いかけられて死んだり、水質の悪化に敏感に反応したりして、とても弱い生き物らしい。
けどなあ……仮置きする場所が無いし、たくさん増えても扱いに困る。
ということで、自然に任せることにした。
金魚の数に比べてかなり大きな甕を使っているので、そうそう死にはしないだろうと考えている。あと、身を隠すための水草を増やせばなんとかなるんじゃないかと。
野生の金魚だってちゃんと子孫を残しているはずだし。
(野生の金魚がいるのかどうか知りませんが)
様子見ということで5/28に再び卵をチェックすると

(葉の間にある白い粒が卵……だと思う。写真では見えませんが、根の奥にもチラホラ透明な卵が見えました)
なんと卵が激減している。
ネットに書いてあったとおり、産んだ卵を食うらしい。
根の奥など、目に付きにくい場所は残っているものの、手前側とか、いかにも食べやすい位置にあるのは綺麗になくなっていた。
なんということ。
エサが足りなかったのかな。そんなはずは無い。十分にエサを与えているし、そもそもエサを食いきれなくて底に沈殿していたし。
さらにネットで調べると、金魚は何回か分けて産卵するらしい。
とりあえずホテイ草を増やして、卵が生き残る確率を増やしてみよう。
これでまた様子見です。
1匹でも生まれてくれたらいいなあ。