2025年04月01日

【映画】ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

ハリーポッターのスピンオフであり、JKローリング原作の新シリーズです。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2017/04/19
  • メディア: Blu-ray


主人公は魔法生物学者です。
手にするトランクは異世界と繋がっており、そこにたくさんの魔法動物を飼育しています。
ところがたまたま同じトランクを持つ人間とぶつかり、トランクを間違えたことで魔法生物が人間界に放たれてしまいます。
主人公とたまたま巻き込まれた人間、さらに現場に居合わせた魔法界の役人とその妹が、魔法生物の回収に走ります。
といのうのが前半戦。
それと悪意の塊とでもいうべきオブスキュラスを巡る戦いが後半です。
魔法界の上級役人であるグレイブスが子供の闇に潜むオブキュラスを手にしようとします。その子供は愛を知らないために、オブスキュラスを育ててしまったのです。
しかし、それが主人公によって阻まれます。
グレイブスの正体は、悪い魔法使いであるグリンデルバルドだった、というところで映画は終わります。グリデンバルドは人間界と魔法界の平和を崩し、魔法界だけでなく人間界も支配しようとしています。
この映画ですが、基本的には回復の物語です。
主人公は厄介者だった魔法生物のおかげで、事件を解決させる。
まきこまれた人間は挫折から主人公たちと行動することで自信を回復させ、最後は夢であるパン屋になることができた。
主人公と一緒に行動した役人は、これまた厄介者扱いされていたが、功績を建てたことで望みの部署に異動することができた。
それぞれ自信を失っていたひとたちが、力を合わせて、回復していくストーリーです。
ただ、ちょっと前半と後半のつながりが悪いかな、というのが素直な感想です。
魔法動物回収とオブスキュラスの関連性が薄くて、もうちょっと工夫があっても良かったかもしれません。前半と後半が別の映画みたいに感じたといいますか。
ラストは奇麗にまとまっています。
グリデンバルト役はジョニーデップです。ラストに少し顔を出すだけですが、さすがの存在感です。これぞスターなのでしょう。
製作費1億80百万ドルを費やしましたが、興行収入8億14百万ドルと大ヒットとなりました。

JKローリングのファンのために!
posted by 齊藤 想 at 21:00| Comment(0) | 映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【書評】埴沙萠『きのこ』

きのこの胞子に拘った写真集です。

きのこ ―ふわり胞子の舞 (ふしぎいっぱい写真絵本)

きのこ ―ふわり胞子の舞 (ふしぎいっぱい写真絵本)

  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2011/09/16
  • メディア: 単行本


きのこはカビの仲間で、胞子を飛ばすことで繁殖します。
その胞子を飛ばす瞬間の写真を集めています。
この本の中で、ツチグリというキノコがあります。
団子みたいになっているのですが、雨が当たると初めて火山の噴火のように胞子が放出されます。
クチベニタケも雨が当たると胞子が噴出します。
まるでオーロラのようで、とても幻想的な雰囲気です。きのこでこんなに綺麗な写真が撮れるとは驚きです。

きのこ好きな少年のために!
posted by 齊藤 想 at 12:00| Comment(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする