![ゴースト/ニューヨークの幻 デジタル・リマスター版 [Blu-ray] ゴースト/ニューヨークの幻 デジタル・リマスター版 [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/41iSzF3C1hL._SL160_.jpg)
ゴースト/ニューヨークの幻 デジタル・リマスター版 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: パラマウント
- 発売日: 2020/11/06
- メディア: Blu-ray
主人公は銀行員です。
デミムーアとイチャイチャしているのですが、暴漢に抵抗しようとして殺害されてしまいます。
その暴漢が彼女のアパートに侵入して、何かを探しています。
幽霊となった主人公は霊媒師の力を借りて彼女に危機が迫っていることを知らせようとします。
主人公の友人のカールが、暴漢の家を調べに行きますが、そこで主人公は実はカールが黒幕だと知ります。
実はカールは麻薬取引の資金洗浄を請け負っており、その口座を不審に思った主人公が口座を移したため、そのパスコードを知るために暴漢に襲わせたのでした。
主人公は資金洗浄で使用されていた偽名を霊媒師に名乗らせ、金を奪うと、その金を慈善団体に寄付させます。
追い込まれたカールは、霊媒師を襲って金を取り戻そうとします。
という感じのストーリーです。
死者が霊になって愛しい人に会いに行くというシチュエーションは多数使われていますが、その中でも最も有名な作品のひとつです。
伏線がいろいろと貼られています。
冒頭で主人公が奇妙な口座を発見すること。
主人公をデミムーアとイチャイチャさせながれも危険を顧みないキャラであることを示していること。
霊になったばかりの主人公が地下鉄を縄張りとしている霊に追い返されるシーン。
霊媒師は前科多数の悪人だが、その前科に偽造が含まれていること。
この世に未練がある善人だけが、霊となって留まることができることを示すシーン。
こういった細かいシーンが、あとでストーリーとして繋がってきます。
基本的に直球勝負の映画ですが、霊媒師を演じたウーピーゴールドバーグがインパクトを与えています。
一本調子になりがちなストーリーですが、オーバーな演技でユーモアを挟むことで、変化を与えています。
これは俳優の力ですね。
そして、最期にはハリウッドらしいアクションシーンまで盛り込みます。
あと、デミムーアがろくろを回すシーンが、なんともいえずエロティックです(男性器を撫でているイメージとだぶらせていると思われ……)。
エンタメとして、とてもよくできた作品だと思います。
製作費22百万ドルに対して、興行収入5億6百万ドルのメガヒットになりました。
デミ・ムーアの魅力を堪能したいひとのために!